
今回はとてもよく聞かれる質問です。
「ナチュラルワインは二日酔いしない?」
実際に「二日酔いしにくい気がする」「飲みすぎても頭が痛くなりにくい」という声もあります。そこから、ナチュラルワインにはまる方も多いんです。
その噂の根拠を紐解いていくと、ナチュラルワインの醸造方法にヒントが。ちょっとだけ小難しいお話をしますね。
自然派ワインはブドウの栽培において人為的な介入を極力行わないことに加えて、ブドウの果汁をワインへと変える「醸造」においても同様に人為的な介入を極力排除します。
安定した発酵をすすめるために培養酵母を添加する手法はありますが、ナチュラルワインでは酵母添加をおこなわず、ブドウの皮についている野生酵母を使って発酵をおこないます。
また酸化防止剤(亜硫酸塩)の添加が控えめなのも、ナチュラルワインの特徴の一つ。 二日酔いの主成分とされる「アセトアルデヒド」の排出を促進する「グルタチオン」の働きを抑えてしまうのが、この亜硫酸塩なのです。
一方で、頭痛を引き起こす「生体アミン」は、ナチュラルワインの方が発生しやすいという話も。 乳酸発酵の際に生成される成分で、野生の乳酸菌が発酵に作用するナチュラルワインには残りやすいのです。
では、本日の質問にお答えさせていただきます。
「ナチュラルワインは二日酔いしない?」
答えは……、「半分合ってます」。

上記のような物質の関係性によると、どっちもどっち。
ただ、体感の部分に関しては、自分はこう感じます。
ナチュラルワインはアルコールではあるんだけど、過剰な酵母添加やフィルターがかかっていない、ブドウありのままのジュースのよう=飲みやすい、体に優しい感じがする=二日酔いしなさそう!というイメージに結び付きやすいのかな、と。
しかし、その飲み心地の良さのため、思いがけず意外と量を飲んでいたな…と頭が重い日もよくあります。(笑)
しっかり対策して、美味しいお酒を楽しみましょう。同量以上のお水を飲むのは効果的ですね。皆さんの二日酔い対策があれば、ぜひ教えてください(切実)!




