第六回 筍ソテー
バターペッパー

筍の時季になりました。田舎あるあるのような気がしますが「たけのこいらん?」とご近所から嬉しいお声がけが続きます。掘り立て筍を新鮮なうちに大鍋で茹でて、下ごしらえさえしておけば安心。後は、何にでも使える万能野菜。しばらく筍料理が続きます。筍ご飯からスタートして、含め煮、土佐煮、卵とじ、天ぷらなどの和食からピリ辛炒め、青椒肉絲、焼売などの中華、そしてリゾット、パスタなども美味しいですね。こんな感じで我が家は筍ロードがしばらく続きます。お酒のおつまみによく作るのがバターと胡椒の塩漬けで作る<筍ソテー バターペッパー>です。『純胡椒』という生胡椒を塩水に漬けたもの。このピリピリっとした胡椒とバター醤油の香ばしさが筍とよく合い、お酒の進む一品です。道の駅には茹でたての筍も並びます。下ごしらえの手間なく美味しい筍がすぐ食べれるので、こちらもとてもおすすめですよ。この時期だけの美味しさをぜひ楽しんでください。

筍ソテー バターペッパー


<筍ソテー バターペッパー>
材料(2人分)
筍 (茹でたもの)1/2本 150g
長ネギ 1/2本
生胡椒の塩漬け 10粒  
バター(有塩) 10g
薄口醤油 小さじ1 と1/2
塩 少々
オリーブオイル 大さじ1

作り方

1、筍は穂先はくし切りに、下の部分は薄切りにする。長ネギはみじん切りにする。生胡椒は粗く刻む。

2、フライパンに油を熱し、筍を並べる焼き色がついたら返し両面焼き塩を少々ふる。

3、バター、長ネギ、胡椒を加え炒めながら筍と混ぜ合わせ、醤油を回し入れさっと炒める。味を見て塩を少々加え整える。

 ※バケットのうえにのせてブルスケッタのようにしても。

 ※生胡椒の塩漬けの代わりに黒胡椒の粗挽き(やや多めの適宜)でも。


 



石田和也(カズー)
石田和也(カズー)

【筍ソテー バターペッパーに合わせて飲みたいワイン】

フォン・シプレ / シプレ・ド・トワ・ブラン2024白

春の食材はほろ苦さや特有の旨みがあります。
山の食材である筍に塩気を帯びた滋味深いミネラルのあるこのワインをチョイス。

アプリコットや黄桃のような果実味、フレッシュで爽やかな酸と塩味。
このワインが持つ塩味が筍のえぐみを和らげてくれ、旨みだけを感じやすくしてくれます。

ドライなシャンパーニュやシャキッとした酸のあるシャブリも合わせてみたいですね!

フォン・シプレ シプレ・ド・トワ・ブラン2024白

販売価格(税込) 3,960円

広沢京子

雑誌、書籍、などのレシピ制作からスタイリング、商品開発など食のまわりのいろいろを形にする。生産者と消費者をつなぐ活動に力を入れ、料理会などを各地で開催。アトリエでは時季な食材を使ったjikijikilessonを毎月開催中。