第一回 焼きなすのスパイスマリネ

さあ、コラム連載が始まりました。私もお酒は好きです。一日の終わりにワインを少し。そこに時季の野菜や果物で作る一皿を合わせて、ああ美味しい!と日々ご機嫌にお酒時間を楽しんでいます。

というわけで、お家で楽しめる時季のおつまみレシピをご紹介します。そして、それに合うおすすめワインをとどろき酒店さんより教えていただきます。

今回は<焼きなすのスパイスマリネ>。焼き茄子に生姜と醤油やお出しでいただく焼きなすも美味しいですが、クミンとニンニクを効かせてローストしたアーモンドを加えるとワインのおつまみにぴったりな一皿になります。パンにのせたり、チーズと合わせても美味しいですよ。


焼きなすのスパイスマリネ

材料(2皿分)
茄子 中 2本
ニンニク みじん切り(小さじ1/2)
クミンシード 小さじ1/2
ローストアーモンド(粉末)大さじ1
レモン汁 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
エキストラバージンオイルオリーブオイル 大さじ1
粗挽き黒胡椒 少々

作り方

  1. 茄子は串で数カ所穴をあけて、オーブン(190度)で15分位 焼く。途中ひっくり返し全体が黒く焼けるまで。(魚焼きグリルでもok)
    少し冷まして皮を剥き細かく切りボウルに入れる。

  1. フライパンにオリーブオイル、ニンニク、クミンを入れ弱火で熱し香りがしてきたら、1に熱いまま加える。

  1. 塩、レモン汁を加え、少し潰しながら混ぜ、アーモンドを加え和える。

  2. 器に盛り、黒胡椒を少々ふる。

石田和也(カズー)
石田和也(カズー)

☆焼きなすのスパイスマリネ と合わせて飲みたいワイン!

スターク・コンデ・ワインズ ザ・プレス・クラブ / カベルネソーヴィニョン2023赤

香ばしく焼いた茄子のスモーキーな香りとクミンのスパイス感が、ワインの持つ香ばしい樽の香りやシナモンのような甘やかなスパイシーさと良く合います!

スターク・コンデ・ワインズ ザ・プレス・クラブ カベルネソーヴィニョン2023赤

広沢京子

雑誌、書籍、などのレシピ制作からスタイリング、商品開発など食のまわりのいろいろを形にする。生産者と消費者をつなぐ活動に力を入れ、料理会などを各地で開催。アトリエでは時季な食材を使ったjikijikilessonを毎月開催中。