「将来蔵を継ぐ娘のための1本に」
はじめてこの焼酎を飲んだ時に裏貼りに書いてあるこの一文を見つけた。
宮崎県都城市にある柳田酒造が造る芋焼酎。
『千本桜 熟成ハマコマチ』
半分に割ったときの断面が綺麗なオレンジ色をした「ハマコマチ」という品種の芋を使用して造られた焼酎。
この焼酎の最大のこだわりは、商品名にもある「熟成」という部分がポイント。
収穫したサツマイモを、あえて土がついた状態で貯蔵し熟成させることで糖度や香り成分が増加し、原料のポテンシャルを最大限に引き出すことができる。
柳田さんの一人娘の桜子さんが普段食べているお菓子や食事から、好みの味わいを調べ尽くした末に柳田さんが選んだのがこのハマコマチという品種。
開けてすぐにはわかりづらいが、時間が経つにつれて甘く、アールグレイのように華やかな香りが広がっていくのがたまりません。
個人的飲み方のオススメはお湯割りorソーダ割り。
お湯割りではアールグレイ香がさらに強まり、じわりと甘みが舌の上を広がっていく。
寒い時に家でゆったりと過ごしたい夜にはこれさえあれば他には何もいりません。
その反対で、風呂上がりや気が滅入るような暑い日にはソーダ割りで楽しんで欲しい。
シュワシュワとした泡と共に爽やかな香りが弾けだす。
さっきまでの暑さも気にならないくらい夢中になること間違いなし。
飲み方を変えるだけで、日常の様々なシーンに溶け込めるのが焼酎のいい所だと改めて感じる瞬間だ。
娘を思って造る柳田さんの本気の1本。
愛の詰まった1本に対して、僕ら飲み手も本気で向き合っていきたいと思う。





常に1本は家に置いておきたい焼酎です。