暑い、暑い…。
うだるような暑さが続くとワインもやっぱり泡ものが欲しい。
今日はどの泡を飲もうかな。
目が合ったのはドイツのスパークリング。ラベルも気の抜けるようなかわいらしい絵柄。難しいこと考えずごくごく飲めそう。
家に帰ってぷしゅっと栓を開ける。王冠タイプだから瓶ビール感覚で開けられるのも気軽で嬉しい。
香りは熟したりんごや白桃、柔らかな果実の香り。口に含むと甘ぼったいわけではなくて冷涼産地らしい涼やかな酸が伸びて爽やかにキレる。
美味しい〜〜!と、なったのだけど何か食事が欲しくなる。少し脂がのったものでも合いそう。
サクッと食べられるけどそこそこジューシーなもの。鶏肉だ。
2杯目を注ぐ手を止めて鶏もも肉をさっと素揚げ。衣をつけないから下味つけるくらいで唐揚げよりも意外に手間がかからない揚げもの。
(事前に砂糖と塩を溶かした水に漬けておくと味が沁みて美味しい)
あれだけ暑い暑いと言ってスパークリングに手を出したのに、気づいたらぐつぐつの油を張ったフライパンの前に立っている。
涼むつもりが汗ばむこと10分後、カリっと表面が揚がったきつね色の鶏をアチアチ言いながら切って、皿に盛る。
さあリトライ!
冷蔵庫に戻した泡をまた開けてカリっとじゅわっとな鶏肉と一緒に流し込む。
パリパリの皮に閉じ込められた肉の旨味をキンッキンに冷えた泡とりんご蜜ような穏やかな果実味で流し込む。あ〜〜美味しい。これよこれ。




