ヨハネス・ツィリンガー / ヴァルエ・ヴァイス2024白

ヴァルエ・ヴァイス2024白

愛おしい時間がある。
 
キッチンに立ち、おつまみを作りながらお酒を飲む時間。

蒸し暑い今日みたいな日は、思わず冷えた白ワインに手が伸びる。

オーストリアの生産者、ヨハネス・ツィリンガー。 
ナチュラルで飲み心地の良い味わいが大好きな造り手だ。

今日は彼らの入門ラインである、ヴァルエ・ヴァイス2024白を。

作り始める前に、まずは一口。 

やや熟した柑橘に、花の蜜のような香り。
口に含むと柔らかく膨らむ果実味。 

ストレスなくスルスルと飲み進む危険な味わい。  

本日の主役は、頂き物で捌いておいたイカ。 

夏野菜と合わせて炒め物でも作ろうか。 

イカをさっとボイルして切る。 

飲む。 

夏野菜をオリーブオイルで炒める。 

飲む。 

ちょっとつまみ食い。

飲む。飲む……。 


気づけばすっかり飲み過ぎてしまっていた。 

おつまみが完成する頃、仕上がってしまったのは僕の方だった。

生産者
ヨハネス・ツィリンガー
原産地
オーストリア ニーダーエスタライヒ
品種
グリューナーフェルトリーナー、リースリング、ムスカテラー
販売価格
3,740円
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ヨハネス・ツィリンガー

ヨハネス・ツィリンガーは家族経営のビオヴァイングートで、フェルム=ゲッツェンドルフ最大の功労者です。ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。

2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。彼のワインはすべてが特別な個性を持ち、魅惑的で飲みやすさを備えています。350年の歴史にまた新たな1ページが加わりました。

川上歩

長崎県佐世保市出身。コーヒー、散歩、読書が好き。好きな言葉は「武士は食わねど高楊枝」。右投げ右打ち。