王祿。
頑固さや間口の狭さといったちょっとハードルを感じるところがある日本酒。それは蔵元であり杜氏でもある石原丈径(たけみち)氏の酒への向き合い方からくるものである。
一切の妥協を許さず、酒造りの期間はその全てを『酒』に費やし、外界を断ち(蔵から出ない、電話にすら出ない)、生活の中心は『酒』である。そんな頑なな姿勢が『近寄り難さ』すら感じさせるが、一旦懐に入ると…その熱い思いと温かな気持ちに絆される。ぜひ『王祿』という厚く重い扉を開けて欲しい。その先にあるのは日本酒愛に溢れた新たな道に違いないので…。
さてさて
今回のご案内は
王祿 五○ 純米大吟醸
純米大吟醸といえば…華やかでエレガント。
そんなイメージとは一線を画す、肩を張った力強さを感じる1本。
カンパーイッ!ってキラキラとした華やかなシーンも良いけど、しっかりと料理と向き合って飲むのがオススメ。出汁のきいた料理やお刺身を突きながらの方がしっくりくるかな。ちょっと地味ですが…それが王祿なんです。




