コピッチ

オーストリア東部ハンガリー国境に広がるワインの名産地ブルゲンラントの北端ノイジードル・アム・ゼーにて500年以上ナチュラルワインの生産に携わる家系。現当主アレキサンダー・コピッチの父親の代は、ワイン用のブドウやバルクワインの販売を行い、ボトリングしたワインの販売をしていませんでした。2011年、アレキサンダーとマリアにワイナリーを引き継いだ際、従来行ってきた販売を辞め、ナチュラルワインの醸造に対する情熱を伝えたいと思い、ワインの醸造・販売を行うようになりました。彼らの醸造でのモットーは、人的介入を最小限に抑えて人工添加物のすべての形態を取り扱わないこと。発酵に関しては、常に温度制御もなく自然発酵にて行い、殆どのワインにおいてSO2無添加、無清澄、無濾過にて生産しています。彼らのワインは、果物ではなくテロワールを表現しています。複雑さ、熟成、誠意、そして魂を持つナチュラルワインを造っています。