大木代吉本店

大木代吉本店は、慶応元年(1865年)福島矢吹の地で初代代吉が酒造りを始めて以来、矢吹の豊かな自然とともに時代に先駆けた酒造りに挑んで来ました。

「自然郷」、「楽器正宗」、「こんにちは、料理酒」

失敗を恐れず、酒造りの精度を上げ決して妥協しません。飲んで頂く方と喜びを共にし常に美味しさを追求します。そのために人を育て自然を守り豊かな醸造文化を次世代に伝えます。

『楽器正宗』の名前は、大正年間二代目代吉の時、朝香宮様が当地を来訪した際、大木代吉本店の酒を所望され大変気に入り、その時随行していた宮内庁の雅楽師で君が代の作曲者とされる奥好義(おく よしいさ)が「酒造りも楽器を奏でることも、元は同じく神様への捧げ物」と言われたことに由来しています。

二代目代吉は、醤油屋から分家したこの酒蔵を発展させ、酒造りでも既成概念を打ち破る斬新なアイデアで大木代吉本店の基礎を作りました。

『楽器正宗』は、そんな二代目代吉の志を受け継ぐ醸造文化を進化した酒です。華やかで香味に優れた淡麗な本醸造。ジューシーで甘さと酸味のバランスに優れた芳醇な純米酒。

ひとりで飲むもよし、仲間と楽しみながら飲むもよし、魚にも肉にもよく合い毎日飲んでも飲み飽きない、好みの曲を聞くように暮らしに潤いを与えてくれる酒です。