開けたての香りは、白玉のような米の香りの中にほんのり香るパイナップルの様なトロピカルフルーツのニュアンス。
口当たりは仄かにガス感を感じ、柔らかい口当たりで程よい旨味と甘みをバランスよく併せ持っています。
印象的な酸味のおかげでアフターはキレ良く短めに感じ、ほんのり苦みのアクセントも感じられます。
「楽器正宗」で知られる大木代吉本店のお酒。
『自然郷』は「純米酒」という言葉が無い時代に、4代目大木代吉が米だけを原料とする本来の酒造りを目指して1974年に発売されました。
原料に使用される米は、全て契約農家から仕入れた農薬不使用のお米で酒造りを行います。
自然郷BIOのラベルに表記される「BIO」は"BIOPRESERVATION"の略で、自然界に存在する微生物を効果的に活用して、よりナチュラルな形で酒を製造・保存する手法のことです。
その考えの内の一つとして、酒母は独自に育てた生もと系酒母を用いています。





単体で飲むのももちろんいいですが、出汁を使用した料理や、優しい味付けの食事との相性も抜群です。