グラムノン

ドメーヌ・グラムノンはローヌ南部でも北側のエリアのモンブリゾン・シュル・レ村にセラーを構える。東に向かえば AOP ヴァンソーブルからアルプスの麓へと続くエリアで、ブドウの、特にグルナッシュの栽培に適した地域だとされてきました。そのおかげで彼らのドメーヌ設立時にも樹齢 100 年を超えるゴブレ仕立てのグルナッシュの 畑を入手することが出来た。気候に適した品種が栽培されてきたことで、 現在で言うバイオロジック栽培が、”普通の“栽培方法とされてきたからこそブドウも長寿で、畑の状態もとても良かったのです。

ミシェル=オーベリーとフィリップ・ローラン (1999 年逝去)夫妻は 1978 年に 12ha のブドウ畑からワイン造りを始め、 翌年の1979年に誕生した最初のキュヴェのひとつが、 ドメーヌのフラグシップワインともなったセップ・サントネール・ラ・メメ(=樹齢 100 年のブドウの樹)でした。

それからも少しずつ畑を買い足していき、カジュアルなポワニエ・ド・レザンから、区画のセレクションのラ・パぺスやラ・サジェスなどのグルナッシュの傑作を長年生み出しています。
2006 年に 3 人の子供の1人、 マキシム=フランソワがドメーヌへと入り、 同時にマキシム=フランソワ・ローランの名でネゴシアンをスタート。2022 年にはミシェルも 40 年以上の醸造家人生を終え引退。マキシムへとワイナリーの運営を手渡しました。

「両親が 40 年以上続けてきた冒険を、自分が引き継ぐことになったことをとても誇りに思います。彼らの意思を引き継ぐことは私にとって当然のことであり、 その上でドメーヌ・グラムノンを気候変動に適応させるという使命に立ち向かわなくてはいけません。大きな挑戦ですが、私は一人ではありません。妻と良いチームに恵まれ、一丸となってワイナリーを運営していく覚悟です。そしてもちろん母ミシェルもワイナリーを完全に離れるわけではありません。」