みそしるをつくる

文・高山なおみ 写真・長野陽一 / ブロンズ新社 1,320円

いつでも丁寧な食事をしたいけど、そうとも言っていられないこともある。
食生活が乱れた時でもこれを一杯飲んでくれたら、「よし、今日も大丈夫」と思える。私にとってお守りのような存在、みそしる。
具材を変えれば様々なバリエーションを楽しめるし、栄養バランスも一椀で整えられる優れもの。
何か一つだけレシピを子どもに伝えるなら、迷わずみそしるの作り方を教えます。

で、みそしるができるまでを描いたこの絵本。

分かりやすく誰でも分かるように丁寧に写し取られた長野陽一の写真が、だしをとるところからみそしるが出来上がるまでの過程をまるで目の前で見ているかのように伝えます。家の台所感が出ている雰囲気がまた良いのです。

高山なおみのことばはリズミカルで心地よく、曲をつけて小学校の朝の会なんかで歌ったら、子どもの時からみそしる作りがマスターできていいのではないか、と思うのです。

やすこ
やすこ

子どもがひとり暮らしを始める日が来たら、味噌と鍋とともにこの本を持たせたい。

やすこ

図書館司書、書店員、主婦を経て酒屋の片隅の本屋を担当する経理の人。

ジャンルを問わず面白そうと思った本は買ってしまうが、ツンドクになっている本もまだまだいっぱいある。