ヤロスラブ・オセチカ / リシャック2023ロゼ

リシャック2023ロゼ

ワインを扱う仕事を始めて、早いものでもうすぐ6年が経つ。

6年経っても、というか6年経って余計にワインに対する愛は右肩上がり、留まるところを知らないのだけれど、6年(飲み手時代から数えたら7年)を思い返せば何本か、このワインの世界に「グッと」自分を引き込む強烈な引力みたいなものを持つ銘柄との出会いがあった。

そのひとつがフランスの南、ローヌ地方でつくられたロゼワインとの出会いだ。

グルナッシュ、サンソー、カリニャンといった南仏原産の黒葡萄を混ぜてつくるロゼワイン。
ドライフラワーやさくらんぼ、アプリコットのような甘やかな香りがポンポンと出てくる、一言で言うと「癒やし」なワイン。

最近はめっきり飲む機会が減ってしまったのだけど、とある日に開けたチェコのロゼワインが久しぶりに南フランスのワインを思い出させたのである。

ベリーソースのような甘やかさとオレンジフラワー、少しだけカシスリキュール。甘やかだけど余韻にほのかな苦味があって、その塩梅が程よい。

香りをとった瞬間に、自分がワインにどっぷりとハマるきっかけになったあの南フランスのロゼワインと同じ印象を持った。目の前のワインを飲みながら、頭では別のワインを思い出しているなんて、ちょっとだけ浮気をしているような罪悪感も感じるけれど。

いやー。久しぶりにこんな美味しいロゼ飲んだ。

生産者
ヤロスラブ・オセチカ
原産地
チェコ 南モラヴィア
品種
ピノグリ、ピノノワール、ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルト
販売価格
6,270

ヤロスラブ・オセチカ

ヤロスラブの考える畑仕事の目的は、畑での生物の多様性が保たれ、微生物の生命層を豊かなものにしていくこと。それは、後に培養酵母をはじめ“添加しない”醸造につながっていきます。化学的な除草剤、殺虫剤、殺菌剤を一切使わず、鉱物植物由来の肥料を使用しています。

しゅがー

福岡生まれ、福岡育ち。 嫌いな言葉は二日酔い。好きな言葉は迎え酒。癒されるワイン、楽しくなれるワイン、じっと向き合うワイン、どれも大好きです。