濁りあるルビー色。
野いちご、サンザシなどの甘酸っぱい赤果実の香りにおがくずや腐葉土のような森林、土のニュアンス。ナチュラルなつくりゆえの揮発酸と果実の香りが混ざってスミレのような色っぽい香りが印象的。
伸びのある酸に加えて、アルコール度数も11%で非常に軽やかですが、余韻は長くうっとりします。チェコ含め、中央ヨーロッパのナチュラルワインムーブメントの先駆者ともいえるワイナリー。
ワイナリーの当主ペトルは2023年に惜しむらくも他界しましたが、彼の挑戦的なワインづくりの姿勢は妻のアンドレアに引き継がれています。
 
 
          
 
                          
 
                          
 
                          
 
                          
 
                          
甘酸っぱさと色っぽい香りに溢れるこのワインは食事と合わせるならシンプルな赤身肉のロースト。ワインだけ食後に楽しむのもまた良い。何かを頑張った自分へのご褒美にはぴったりの1本です。