近年、若手の勢いを感じるオーストリア。
代表品種であるグリューナーフェルトリナーを飲む機会が多くなりましたが、このワインは特に印象に残った1本。
青リンゴ、レモン、シトラスにハチミツ、金柑。
涼やかで穏やかな香りに程よく上質な樽のニュアンス。
口に含むとみずみずしく力のある酸がグイグイ押してきます。
まろやかで厚みがあるのですがニュートラルで曇りのないクリアーな果実味。
キラキラしたミネラル感とアフターにほろ苦さ。
ペットナチュレル白泡が美味かったので白も開けてみたのですが、ワインのスケール感が想定より全然大きい!
ワンランク上のクラスの風格に驚かされました。
今はフレッシュな良さがあり、熟成しても旨みが増してまた素晴らしくなりそう。
シューデルは若き3兄弟が営むワイナリー。ワイン造りの家系ではありませんが、祖父母が畑を保有、父親は元々オーストリア最古のワイン醸造学校の教師という特殊な環境で育った彼ら。世界各地で研修し、自然農法で環境に配慮したワイン造りを日々模索しています。
 
 
           
          
 
                          
 
                          
 
                          
 
                          
 
                          
シューデルの代表品種であるグリューナーフェルトリナーを飲む機会が多くなりましたが、このワインは特に印象に残った1本。