<和食>春を感じる炒め物

タケノコは掘るという行為からすでに美味しい。

我が家のシェフ(妻)はセリの野草のような風味と合わせて春を感じる炒め物に。
合わせたワインはロワールのクリスチャン・ヴニエ レ・カルトリー2017。白桃や白い花の香りに柔らかな口当たり。アフターにシャキッとした酸がセリのほろ苦さと馴染みます。

ヴニエのワインはどれも主張が強くなく、ともすれば地味な印象さえ持たれてしまいますが、この穏やかさこそが魅力。白も赤もじわ~っと旨味が広がるまさにテーブルの名脇役。近々新作も入荷予定です。

タケノコとセリの炒め物
オリーブオイルとにんにく入れて火にかけ、香りがでたらタケノコを投入。
水分を軽く飛ばし塩を振る。和えたらセリを入れ、しょうゆをひと回し。
手早く合わせてお皿に。仕上げにオリーブオイルをかけて完成。僕は何もしてませんが。。

クリスチャン・ヴニエのワイン

轟木渡

とどろき酒店/Studio gogo Winery代表、MY FAVORITE THINGS発行人。 福岡県生まれ。大学卒業後にバックパッカーで欧州を1年間放浪。家業を継いでから全国、海外のナチュラルワイン・日本酒・焼酎の造り手を周り始める。お酒とレコードと本に溺れる日々。