<ギアをいれたいときに>Sympathy for the Devil

自分をちょっと上げたい時に好んで聴く音楽がある。
「悪魔を憐れむ歌(Sympathy for the Devil )」*もそんな一曲。

マラカスとコンガのサンバのリズム、
パーカッションを切り裂くようなシャウト。
何度聴いてもイントロからゾクゾクしてしまう。
ピアノと同時に入ってくるミック・ジャガーの歌は語るように静かに始まるが
「Woo,woo」というコーラスと共に徐々に熱を帯びてくる。
もうこのころには ”さあ飲もう!” って気分に出来上がっている次第。

合わせるのは弾けるような美味しさの 
オリヴィエ・ボノーム トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン 2018

このワイン、果実味満載の喉ごしでグイッグイ飲んでしまいそうな味わい。
ブドウのエネルギーにまたテンションも上がります。

*ローリングストーンズのアルバム「Beggars Banquet」の1曲。
「Get Yer Ya-Ya’s Out !」のライブ盤も有名だが僕の好みはこのスタジオ録音。

オリヴィエ・ボノームのワイン

轟木渡

とどろき酒店/Studio gogo Winery代表、MY FAVORITE THINGS発行人。 福岡県生まれ。大学卒業後にバックパッカーで欧州を1年間放浪。家業を継いでから全国、海外のナチュラルワイン・日本酒・焼酎の造り手を周り始める。お酒とレコードと本に溺れる日々。